リネン教科書

リネン生地は縫う前が大事!なぜなら「地の目」があるからだ!


wafuの代表綿貫と職人の会長綿貫が、
全面的にダメ出し・一時販売中止をしたリネンハンカチ。
その理由を知っていますか?

こんにちは!wafuスタジオ案内人、笠原です。

今日は普段皆さんが服として身に着けている
wafuのリネン服の生地の目(地の目)についてお伝えしますね。

普段生地の目をじっくり見たことって、なかなかないですよね。
これがじっくり見ると味わい深いし面白い!その世界を一緒に旅しましょう!


リネンって実はまっすぐ縫うのも難しいんです。その理由も今回の内容と関係します。だから、リネンの服でピンタックとかフリルとか、凝ったデザインで美しいものってなかなかないんです。

リネンの繊維は1本1本が不均一で、それで織られているリネン生地は形状が変化しやすく縫子を苦しめます…。その格闘の末に、卓越した技術を身に着けるのでありますが、繊維が1本1本そろっていないということは、この繊維の縦糸と横糸で織ってあるリネン生地は、仕入れた状態だと特にその目(地の目)がそろっていないのです。


実際に見ないと『目がそろっていない』って、なかなかイメージがわかないですよね。いつも目をそろえた状態の服をお渡ししているわけですから。

それじゃ、何もしていない地の目がどんな様子か、じっくり見てみましょう~。



この縦糸のみが毛のように残っている部分、写真の手前から奥にかけて長さが長くなっていますね。



①と②が平行になっていないことが分かります。
この分だけ、目が曲がっているんです。
もともとこの間に横糸が織られていたわけですから。

リネンの地の目ってこんなにそろっていないもんなんですか…
私もwafuに来るまで全く知りませんでした…。

この目がよれたまま、例えばハンカチを作ると…どうなるかお分かりですね。
ヨレヨレのハンカチができてしまうのです!

まあ私みたいなズボラはハンカチがよれていてもあんまり気にしないのですが、
職人気質の代表と会長はもう許せないらしいです。笑

畳んだときに四隅がきちっとそろうよれていないハンカチ!これを目指しているそうです。



うん、四隅がきちっとそろうハンカチ、確かに美しい。

そんなわけで、どうやってこの地の目をそろえるか、一緒に見てみましょう!もちろんこれはハンカチだけでなく、wafuのリネン服・雑貨においてすべて行われている工程なんです。



この生地のカーブを見てくださいよ!生地を何もしないと、横糸ってこんなに曲がってるんです。



曲がっている部分ほぐして、横糸を抜いていきます。



抜きあがったらほぐれた縦糸をハサミでじょっきん。
これでようやく地の目がまっすぐになるわけです。

こういった手間は身近に作業をする人がいないと知る機会もないですよねー。
私もwafuに務めてなかったら、きっとわからなかったですもの。

でも、服を作る人たちが身近にいる環境で、こういった工程を知ることができて本当に面白いって思います。普段使う服や雑貨への愛着や感謝が増しますね。

生地から何かを作るって、本当にすごい。そんなわけで、今回はリネン生地の目のそろえかたをお伝えしましたー。現場からは以上です(シャチョーのパクリ)。




文・笠原里紗 写真・綿貫シャチョー / 笠原里紗


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