リネンタオルを10年使ってみた!その機能とコスパは…
みなさんはリネンにどんなイメージをお持ちですか?
丈夫なリネンは、
服以外にもエプロン、バッグ、シーツなど
身の回りの物を作る素材として重宝されていますよね。
でももっと身近な使い方として、
リネンのタオルはいかがでしょう?
我が家ではリネンのバスタオルを使っているのですが、
一度使ったら手放せなくなりますよ。
すっごく丈夫なのでずっと使えてしまう、
捨てるタイミングすらもないタオルなのです。
目次
1.リネンをバスタオルとして10年使ってみたら…
みなさん、タオルというと、柔らかいふかふかしたのがいい~!
という方も多いと思うのですが、
そんな方にこそ一度リネンのタオルを使ってみて欲しい!
今回この記事を書くにあたり、
「そういえばうちのリネンのバスタオルって、いつから使ってるんだっけ?」
と夫に聞いたんです。
…いつ買ったのか思い出せない。
そのくらい、ずっと前から使い続けているんですよ。
さてその答えは、
「10年以上経つでしょ。」
!!!
そう言われてみれば、
長女がまだ小さい時に買ったのでした。
たぶん、10年なんてもんじゃないです。
なんたるコスパの良さでしょう。
リネンのバスタオルを使い始めたきっかけ
我が家でリネンのタオルを使い始めたきっかけは、
長女の肌が弱かったからです。
大学生になった今でもアトピーが残っていますので、
あちこち痒がっているのですが、
小さい頃はもっと酷かった。
あちこちかきむしってしまうので、
衣類や洗剤、ボディソープなど身の回りのものは
本当に気を使いました。
少しでも肌に優しい物を、
肌に刺激を与えない物を、
と思って選んでいました。
合成洗剤はやめて洗濯石鹸を使ったり、
柔軟剤をやめたり。
肌着もオーガニックコットンの物を買ったりしてました。
その中で、「リネンは肌に優しい」ということを聞いて、
バスタオルも買ってみたんだった。
今思い出しました。
サラッとした使いこごちにハマる
リネンのバスタオルを最初に見たときは、
「これ、タオルなん?」
と思ったものです。
本当にこれ、肌に良いのかしら。
「ただの薄い布じゃん…」と思ったのですが、
使ってみて第一印象は180度変わりました。
髪を拭いても、体を拭いても、
バスタオルがベチャベチャにならないし、すぐ乾きます。
こんなに薄い布なのに、しっかり水分を吸い取ってくれることにびっくり。
実は、「こんな薄いんじゃ、拭けないじゃん?」
と思っていたのです。
そして、サラッとしている。
何度も洗濯していくうちに
だんだん柔らかくなっていきましたので、
その布質の変化にも驚きました。
洗うほどに柔らかくなっていくリネン
フカフカのタオルが肌に良いと信じていましたし、
我が家には無撚糸タオルが多くあったので、
リネンのタオルはそれまでのタオルと
あまりに手触り、見た目が違いました。
これで本当に大丈夫なのか、
と思いつつも何度か洗濯するうちに、
だんだん柔らかくなっていくのがわかりました。
牛革の靴や鞄も、
使い込むほどに風合いが良くなって、
柔らかくなっていきますよね。
あんなイメージです。
肌触りも良くなっていきましたので、
そうかこれがリネンの良さだ!と
使うほどに実感していった、という感じです。
2.リネンのタオルの吸水性や速乾性
リネンの最大のメリットは、
吸水性と速乾性です。
水分をしっかり吸い取りながら、すぐ乾く。
なんとも優秀な布なのです。
梅雨の時期、真冬の外干しできない時に重宝する
バスタオルは、洗濯物の中でも
一番場所を取るアイテムです。
洗濯機の中で、そして物干し竿で。
我が家は5人家族ですので、
5人がそれぞれ普通のバスタオルを使うと
それだけで洗濯機はいっぱいになってしまいます。
しかしリネンのバスタオルなら、
かさばらない。
容量はコットンバスタオルの
3分の1くらいだと思います。
洗濯の回数が減ります。
そして干すときも、ハンガーにかけておけばすぐ乾きます。
梅雨や秋の長雨など天候が不純な時って、
洗濯物が乾かなくて困りますよね。
真冬の天気が悪いときもなかなか乾かない。
でも、リネンのタオルはその心配がありません。
部屋干ししててもすぐに乾きますし、臭くならないです。
部屋干しの洗濯物が臭くなるのは
雑菌が繁殖するからですが、
リネンのバスタオルってすぐ乾いてしまうので、
生乾きのまま雑菌が繁殖する間もないのだと思います。
濡れた感触を味合わなくていい
バスタオルを買ってから、こんなに速乾性があるなら
普通のタオルとしても使いたいと思い、
生地屋さんでリネンを買って適当な大きさに切り、
キッチンの手拭きタオルとして使っています。
コットンのタオルは、
濡れた手を拭いた後、すぐ乾いてくれません。
料理をする時には何度も手を洗い、拭くと思いますが、
コットンのタオルですと常に濡れた感触で不快…。
リネンは、この悩みも解決してくれました。
ビバ、リネン。
すぐ乾くので、手を拭くたびに
濡れた感触を味合わなくて済むようになりましたよ。
小さなお子さんがいるお家ほど助かるはず
我が家でリネンのバスタオルを使い始めたのは
長女が小さい時ですが、色々な点で助かったなと思っています。
・お風呂上がりにささっと子供のことを拭ける
・洗濯物が多いので、乾きが早いのが助かる
・置き場所を取らない
保育園の時って、
信じられないくらい洗濯物を持って帰ってくるんですよね…。
夏場なんて特に、1日何枚タオル使うんだ!ってくらい、
タオル使います。洗濯機は毎日フル回転です。
そんなときに、大きなバスタオルが
すぐに乾いて場所も取らないというのが、
とても助かりました。
薄いから場所も取らない
人数の多いご家族におすすめの点として、
リネンは場所を取らないということも
大きなメリットとしてあげられます。
フカフカのタオル。
たしかに肌触りはいいですね。
でも、畳んだ時に分厚くないですか?
その点リネンは、薄い!
たぶん、タオル1枚分のスペースに2~3枚しまえます。
つまり、タンスやクローゼットがすっきりするということです。
収納スペースに余裕ができるも、嬉しい点ですね。
3.リネンのバスタオルのコスパは?一日いくら!?
普通のタオルで、10年以上使えるものってありますか?
…多分ないと思います。
リネンてすごいです。
いったい、何年使えるんでしょう?
我が家のバスタオルが本当にもう使えない、
と思うまではまだかなり時間があると感じています。
長い目で見たら素晴らしいコスパ
リネン製品て、コットン製品に比べるとお値段が高めですよね。
服でもタオルでも。
最初の値段だけ見たら、
「う、高い…。」と思ってしまう人がいても仕方ないと思います。
しかし、長い目で見てください。
10年使ったら、元とるどころの話じゃないと思いませんか?
10年使えるコットンタオルは、そうないと思います。
たとえ1枚5,000円だったとしても、
10年使ったら一日あたり1円ちょっと。
なんてコスパがいいんでしょうか。
しかも、使い込むほどに風合いが良くなっていく。
最初は高いかもしれないけれど、
コットンとは比べ物にならないほど長持ちして、
しかも気に入った物をずっと使える心地よさ。
一度使ったら手放せないと思う理由がわかっていただけたでしょうか。
物を大事にする暮らし
リネンのタオルは、コスパ以上に
暮らしを豊かにしてくれる物だと思ってます。
私は基本的に、壊れない限り物を捨てられません。
使えるものは、本当に使えなくなるまで使います。
ですからタオル類も、できるだけのことをして使い倒します。
黒ずんできたら鍋で煮洗いして白くしますし、
それでも汚れが落ちなくなってきたら、切って雑巾にします。
その点、リネンはコットンよりも長持ちしますから、ずっと使える。
そう、考えてみれば私はまだリネンのバスタオルを再利用してないんでした。
気に入った物をずっと使い続けられる心地よさ。
これはリネンならではのメリットでしょう。
今後再利用するとしたら、
ランチマットとかお皿の間に敷く布とか。
可愛いレースなどをつけて生まれ変わらせようと思います。
ちなみにうちの子供たちが学校に持っていっているランチマットは、
リネンで作った物です。
端にレースのテープを縫い付けたり、
レース糸でエッジングして使っていますがこちらも10年以上。
長女が小学生の時に作り、10歳離れた末っ子が今使っています。
今は安いものが手に入りやすくなったし、
なんでも使い捨てみたいな傾向がありますけど、
タオルを一生物として使うって暮らしもいいと思いませんか?
なんでも新しいものがいいとは限りませんよね。
大切なもの、気に入った物を使い続ける暮らしって、心を豊かにすると思います。
暮らしの中にもっとリネンを取り入れてみませんか?
リネンのタオルは吸収性と速乾性に優れているだけでなく、
とても丈夫ですし、
洗濯をするほどに風合いが良くなっていきます。
ずーっと使えるから、捨てずに済みます。
環境にも配慮した暮らしができますし、
何より心地よい。
気に入った物を大切にするって、素敵なことですよね。
一度に、すべてのタオルをリネンにするのは難しいと思うんです。
ですから、もし次に捨てる予定のタオルがあったら、
それの代わりにリネンのタオルを1枚追加してみませんか?
そうやって少しずつリネンを増やしていくと、
少しずつ暮らしが豊かになっていくのではないかと思います。
10年以上もリネンのバスタオルを愛用しているという、
私のリネン愛が少しでも伝われば嬉しいです。
さて、そこでリネンタオルに興味が出てきた、と言う方もいらっしゃるかもしれません。
リネンタオルの使いやすさとその種類を深掘りした記事もありますよ。
また、リネンって使ったことがないからよく分からない…
何からはじめたらいいの…?と、ご不安や疑問がありましたら、
ぜひお気軽にwafu WEBショップにお問い合わせしてみてください。
どんな些細なご質問でも大歓迎です。