僕は高校球児でした。

小学校3年生から高校も野球推薦で入りました。

休みはお正月のみ。まさに野球漬けの毎日でした。

僕は高校3年目には野球が嫌いになっていました。

やらされている感を感じ、打てない、守れないといったスランプもあり

はやく抜け出したいと思っていました。

最後の大会は一応レギュラーとして最後まで試合に臨みましたが敗退。

ロッカールームで泣いている仲間をみながら僕は泣くこともなかったです。

それから数年後、高校のメンバーと後輩とで草野球チームを作りました。

楽しかった。だって現役の時より上手だなって自分でも思ったんですから。

それはやっぱり好きだと感じたからでしょうね。

ただやらされている練習と、やりたいから練習するとでは内容が全く違います。

これは仕事でもそうで、やらされていると思うのであればやめた方がいい。

理由はどうあれ　やってやる！と思うものがあったらそれが伸びますよ。

僕は野球漬けだったことを言い訳としていますが勉強ができない学生だった。

今は勉強しないと社会に太刀打ちできない。

社会に淘汰されないために、生き残る為に勉強します。

これは望んだ事です。

高校野球最後のロッカールームでコーチが言っていた言葉に

「今日は敗者だが人生の勝者になれ。」と

たまに当時の高校野球仲間と話すんですがみんな覚えてないって。

泣かなかったから、そのところは僕自身集中して聞いていたようだ。

どこから勝者の部類か分からないけど敗者のような諦めた気持ちはこれっポッチもってない。

仲間達と運営するこの仕事が好きだ。

文・綿貫陽介

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