他人から見出されて見つけたものがあります。

今日はアパレル組合の総会で国際交流センターで行いました。

ここは半分パスポートセンターにもなっています。

外国でボランティアも素敵だな~と。僕、結構興味があるんですよ。

途上国の貧しい層に自分の価値を見つけられればって思ったりします。

 

そんな事を思うのには、

僕達、縫製人はwafuを立ち上げるまで社会的な価値というものを感じませんでした。

海外で安い縫製工場に仕事をもっていかれるは、メーカーから工賃たたかれるは。

なんだこれって感じ。

この仕事って必要とされているのかなって。

 

でも腕はあるし、知識もある。無いのはお金。

そして始めました。自分達でデザインし、パターンを引き、縫製し、販売する。

僕ら、綿貫服装が運営するwafuというネットショップです。

立ち上げから数年経ち、先日大阪梅田の春霞塾で少しオーダー販売会をさせてもらったんですが

お金を支払う方なのに対面で「ありがとう」って言われる。

必要とされている感が体中を巡って、巡って 嬉しさの塊人間になった。

これだよ。この感覚。

社会に必要とされた時、人に必要とされた時。

それが価値になるかもしれない。

 

文・綿貫陽介

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