いずれ通る道。

3月は私の祖父、つまり創業者の亡くなった月で今日はお墓参りにこのスタジオと工事中のギャラリーにお越しいただきました。

先代のお姉さん達ですので70代です。

持ってきてくださったお弁当と自家製らっきょ、フキ味噌でみんなで囲ってご飯を食べました。

旦那さんの話、健康の話、子供夫婦の話、若い時の苦労話、嫁姑問題。いろいろ聞けてこれから活かせそうです。

私は先人からの教えは素直に受け入れるタイプで歴史から学ぶ事も多いです。

その為、NHKの知恵の泉、歴史ヒストリアは好きです。

祖父からの綿貫服装を続けることができるのもお客様はもちろん、スタッフ含め支えてくれたみんなの力です。

ねぎらいのお言葉、丁寧にお葉書を下さる顧客様に大変感謝いたしております。

 

 

人に役目というものがあるならば私は責任をもつ立場。

 

そんな私はトイレ掃除を担当します。

スタジオにはトイレ2つ

便器全般拭くのはもちろん、壁、床、レバー  もう中はブラシは使わず手です。

今日からトイレクリーナーと手です。
これくらいやらないとトイレの神様は口説き落とせません。

 


叔母さんの話を聞いて、生きるにも大変な時代があったと。

私はご先祖様にもいかされている事を改めて自覚し人生を全うしてみたいと強く思いました。

まだまだ ぬるい湯に浸かってたなと。

 

文・綿貫陽介

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