レジだって作れる。出来る。
先週、展示会に行ったついでに時間があったので弟に電話。
昼飯でも一緒に食べるかってことで渋谷の定食屋さんでサバ味噌。
こいつはまた面白いことをやっていて期間限定でお店をやっているとのこと。
以前、自費で本を出版しその関連したお店らしい。
歩いて10分くらいで到着。
立地にいいところに・・家賃大丈夫か! と聞いたら
タダだって。大家さんが 弟の思想に共感してくれたそうで。
早速、中に入ってみると私にはよくわからない世界。
東京は理解し難い場所だ。
このレジみて。
小さいころからぶきっちょで 組み立てや修理がうまくできなかった弟が
自分で作ったアナログレジ。
昔を知っているだけに試行錯誤し工作をする姿が目に浮かび目頭が熱くなる。
自由奔放にみえて、業界人とつながりを持ち、これからのことを考えてる。
挑戦してる。
何も始めてない時に「出来ない」っていう人は挑戦する気が無い。
やる前からあきらめることを言う人は何かに頼ってる。
その通りだと思う。
私は昔 経営者が匙をなげて別の人へ運営を任せた結果とんでもないとになった事例を間近でみてる。
仕事でもしトラブルがあったら、すぐに出来ないって言うんじゃなくて
出来る方法を模索するくらいの余裕を持つことから始めたらいいんじゃない。
どんな状況であれ。
文・綿貫陽介