やるべきことがみえてきました。
縫製スタジオ2Fから
お昼にしようかと箸を口に入れながら窓を開けて考えてました。
今、すべきことは縫製技術を伝承する職人の雇用です。
最近、60代の面接希望者が何件がございまして、話をよく聞きますと
縫製業をされていた方達なんです。
お仕事をやめられて違う職に就くなんて言う話もよくききます。
やはり、工賃的に食べていけないのが現状なんです。
時間がかかる手作業、熟練工でなければ今は利益を上がることは本当に難しいんです。
そこで考えたんです。若手育成の為にも、積極的に雇用をしようと。
今は2人で若手を教えていましたが、日々の作業と相まって大変忙しかったっす。
技術は財産ですよ。長い時間をかけて習得したのに本当にもったいない。
面接が終わり、みなさんこんなことを言ってたなぁ
「手がうずく」って。 廃業された方なんかは客観的にみていたんだと思います。
僕が言うのも大変おこがましいです、ですが、ですが、
もの作りは知ってもらって活きるんだと思います。
今までと同じことをしていたら決して日の目をみません。
時代が変わった。 んですね。
作って終わりではなくって、そこまでのプロセスもできるだけ伝えて、
簡単にはできない、数十年の技術力をお披露目しようではありませんか!
文・綿貫陽介