小さい会社は異業種から。
梅雨時期だといっても今日も太陽のまぶしい日だった。
朝一番でミシンモーターの電装が壊れ、ミシン屋さんにきてもらったが
交換だと12万円。わー!ついてない。
僕は機械いじりが好きの方です。
高校を卒業し自動車の専門学校へ2年行きました。
夢があったわけではなく、
仲の良かった友達が行くといったのと県が運営していて学費が2年で6万円と破格だったからだ。
倍率はすごいものだったが3年間野球をやっていたことが評価されたのか、入学ができた。
小さいころからプラモデル作りは好きで器用の方だったと思う。
卒業し、整備士の国家試験を受けて合格した。
就職の際、車関係の仕事に付かなかったのは僕を入れて2~3人程度だった。
そのおかげもあって、ミシンを先代と一緒にいつも直してきた。
愛着も増してくる。
機械物は必ず壊れるから自動車整備で培った知識も無駄ではない。
今、ギャラリーの工事をしてくれてる大工さんはグラフィック関係の学校を出ている。
全く異なる仕事をしているが大工がやりがいだと気づいたと言う。
同年代だ。同じ時代を見てきているからこんな雰囲気のギャラリーにしたいというと感性をより近づけてくれる。
一緒に仕事をしている河野さんも別の仕事をしていた。
料理好きなのでギャラリーカフェの方も手伝ってもらおうと思ってる。
最近思うのは異業種からの方が応用がきいていいなと。
他分野の経験値があると仕事の幅が広がってくる。
小さい会社なのでこれは重要なこと。
田んぼに囲まれたこのスタジオ・カフェ周辺は田植えが終わって綺麗な光景です。
明日も修理屋さんになったり、洋服デザインしたり、一人二役で頑張ります。
文・綿貫陽介