計画が前に進んだ話。
ホワイトボードが届いたので早速、英語でさらー~っとカッコよく書いたら、
その表現ですとコッチの言い回しですね。と
すぐに書き直された綿貫です。ただのかませ犬になりました。
(スタッフ笠原は元英語の先生だった。)
あのー、資金調達ができました。
コロナ禍の中でいろいろ駆けずり回りまして、融資を受けることができました。
社運をかけた一大プロジェクトです。
こんな社会的な状況の中、誰が事業投資する?
体力のある会社だけだろ。と銀行で騒がれていたでしょう。
縫製業のちっちゃな会社に何が出来るんだよ。
と言われていたかもしれません。
近所の銀行には断られてしまいましたが、
拾ってくれた銀行もあってどうにか先へ進む事ができました。
実は建設計画はすでに設計まで話を進めていて、
9割できています。フライング状態でした。
(借りれなかったらどうするんだ)
僕がこの施設でやりたいことは
wafuのリネン服の実店舗としてはもちろんの事、
オープンファクトリー、はぎれの販売、お直し事業、カフェ営業の再開です。
雇用を増やし、縫製、服作り事を根っこから知っていただける場として、
wafuの取り組みとして環境のこと。福祉のこと。色々詰め込んだ施設になります。
wafuの今までの活動そのものをもっと拡大する感じですね。
僕は書いただけでもワクワクしています。
縫製のプロ集団が工場から飛び出てクリエイションしたらどうなるのか。
まぁ、もちろん大きな借金も返していかないといけないので
並大抵の努力じゃダメで、血ヘドはくくらいのギリギリの戦いをするかと思います。
そんな過酷な日常が待っているのを、分かっていても行動するのは
「自分の時間を知っているから」
で、死から一生を逆算すると今がそのタイミングなのです。
僕らが起こした行動で働く人や支えてくれるお客さん、
その人生がより豊かなものになればこんな幸せは他にないです。
ちょっとカッコいい事いいました。
実際はスタッフと飲みたいだけです。
※ホワイトボードに書いたのは
I’ll do it no matter what. How about you?
僕は何があってもやるよ。きみはどう?
では、また。
文/写真・綿貫陽介