お客様と飲んだ翌朝の話。
どーも綿貫です。
今日はwafuのお宿に宿泊した ある家族の話をします。
東京からお越しでご夫婦と小さなお子様の3名でご宿泊されましてね、
夕方にチェックインを済まされカフェでくつろがれていました。
いつものようにスタッフが晩ごはんの準備をし、隣の縫製工場ではズーズーとミシンをかける音が聞こえます。
不手際がないか、お客様が不快に思うことはないか 僕は遠目でチェックします。
食事をある程度済まされたお客様、その旦那さんをみていたら僕は
直感で悪い癖が発動します。
旦那さん、一緒にのみませんか?
あっ「はい。」と
そしたら話が面白かったっす。
長く俳優業をやっていた経験があって、その面白さや苦悩が聴き応えがあったんです。
奥さんも元芸人さんという、なんとも面白いご夫婦で気がつけばウイスキーボトルが空いてベロベロになっていたという。
もうスナックのような感じ。
ママが飲みすぎちゃってお客さんと泥酔するイメージのやつ。
翌朝、
お客様がお帰りなるということで 少々立ち話をしていたら…
「一緒に働くことになりました。」
ご夫婦2人とも。
どういうこと。
そう、山梨に移住です。
野生の勘、直感ともいる大黒柱の決断に 「僕はただただ面白そうだ」 という感情がわき仲間に加わっていただきました。
今までのキャリアとは別のお仕事を始める。お子様もいてなかなか出来ることじゃないですよね。
それでもこの道を選びたいということで僕はその160キロ級の豪腕ボールを真正面から受け取りました。
それから3ヶ月後、wafuで仕事しています。
え、もう! スピードです。
投げたボールは200キロ近い速球だったようです。ミットが破けてます。
旦那さんはモノ作りの方から、奥さんは写真、SNS発信をお願いしました。
話も結構面白くてさすがは芸能関係出身。
縫製工場のカフェのランチならびにお宿にお越しの際は
その仕事ぶりと人柄に触れてみてください。ご案内しまーす。
文/写真・綿貫陽介