しがない会社員の希望の光。
恵比寿のイベントはお疲れさまでした~。笠原です。
まだイベントの余韻に浸っているのでございます。もう一週間経とうとしているのに。
ただ火曜日には1日、土日出勤の代休をいただきました。
それで昼間はサンドイッチを買って、公園で日向ぼっこしながら食べました。
こんなに穏やかな時間は、久しぶりだなぁ~。
シャチョーは今日も急な大規模配置換えで社員を困らせておりましたが、
そんなwafuでも、休みはしっかりと休ませてくれます。肉体的にも精神的にも。
これは私のようなしがない会社員にとって、ほんっとうにありがたいことで、
「働け働け時代・環境」を生きてきた私にとって、そういう企業があることは私にとって希望の光だったんです。
その1日の休みで、私事で恐縮なのですが、私は病院に行ってきました。
春からこのよみものをご覧いただいている方はご存知だと思いますが、
私は春に入院・手術をしまして、今も通院中です。
今はもうすっかり元気で、今日も美味しいwafuカフェでおいしいおうどんをいただいちゃいました。
でも、乳がんと宣告されたあのときは、あまりに突然のことで目の前が真っ白になるような心地でした。
もちろんもっと大変な事態の中にいらっしゃる方は大勢いいらっしゃることも分かっているのですが、
自分にとってのがん経験はやっぱりショックでした…。
今思えば陽性だとわかったときには気丈に振る舞っていたのかなとも思うのですが、
事実を会社のみんなにすぐ告げました。不思議と「言わないほうが良い」とは思わなかったんです。
「きっとみんなだったら分かってくれる。応援してくれる。」そんな風に思っていたんだと思います。
ああ、そんなこと書いていて泣きそうになっちゃいますが。笑
手術のときも入院中のときも療養中のときも、ずっとサポートしてくれたwafuスタッフ。
私のことに関して過剰にいろいろ聞いたりもしないし、
かといって知らんぷりで無視ということもしない。
丁度よい距離感で、今も通院のときも何より私の体のことを心配してくれて、
こんなにいい職場で働けてほんっとうに幸せだと思います。
もちろん私がいない部分は、みんなでサポートし合いながら滞りがないようにできています。
私が所属するネット販売チームは、「一人だけに任せっぱなしにする」ということをしません。
みんながだいたい同じような作業ができて、内容を理解している。
だから私が抜けた穴があっても、うまくふさいで運営できるようになっています。
それをいいことに、私なぞ一週間のお休みをいただき、スペインに行ってきてしまいました。
業務に滞りがないとは言え、やっぱりみんなに負担をかけるのも事実なので若干恐縮なのですが、
wafuではそれを責めたり「なんでお前そんなことする」みたいな風に見る風潮がありません。
「仕事のことな~んにも考えないで楽しんできてねー!」って言ってくれるし、
しかもそれが上辺だけの言葉じゃないことを知っているので、とても安心して行ってこれるんです。
また縫製部のスタッフも一週間程の休みをとって旅行に行くそう!
縫製工場のラインで一人欠けたらどうするんだ…となりそうですが、
wafuでは一人一着仕上げていくスタイル。人に過度に干渉しすぎないんです。
それが、一人の自由を可能にしています。
また、仕事を詰め込みすぎない、というのもシャチョーのスタイルですね。
そのおかげで社員は余暇を楽しみながら、また仕事に励むことができるのであります。
シャチョーはこれを「それって当たり前じゃない?」って言いますが、
まだ当たり前になっていない環境下にいる方もたくさんいらっしゃると思います。
そんな方々にとって、こんなやりかたもあるよ~という一つの例になれたらいいですね~。
そんなわけで、しがない会社員の私のスペイン旅行の話なんてどっちでも良いと思いますが、
シャチョーから書いてよ~とリクエストがあったのでちょっとだけ書こうかなと思っております。
気分屋なwafuと私なので書けるかどうかは謎ですが、
乞うご期待、という決り文句を残して、今日は筆を置こうと思います。
文と写真・笠原里紗