知ってみよう、アパレル縫製業で起業する為に必要なこと。

縫製業で起業する人はもうほとんどいないと言っていいでしょう。

 

アパレルメーカーさんから仕事をもらって個人で、夫婦だけでやる。そんな時代ではない。

新しい事業所だと、かなり工賃をたたかれるし厳しい収入だと思います。

ただ、その中で活路を見出していく。そんな人もいるかと思います。

 

まず、縫製の技術を学ぶこと。

縫製事業所も得意、不得意のアイテムがあったりします。

シャツ専門、パンツ専門てなふうに。

うちの先代はなんでも屋で元々は紳士服のコートなどから高級婦人服のワンピース、ジャケット、スカート、パンツ、しまいにゃ犬の服まで縫った。

 

なんでも縫った経歴はメリットもデメリットもなる。

経験として蓄積されるが同じアイテムだけ依頼されてずっと縫っていた方が数上がる。

週替わりに別のアイテムを一から作るのがタイムロスなのと、なんでも縫えるとなると凝った仕事が多くなり全然利益がでない。

まずは自分が得意そうなアイテムから縫い方を覚えていき次第に広げていけばいいと思う。

 

勉強させてくれるのはいつだって実践だ。

縫製工場で働きながら第一線で覚えていくしかない。

これは恵まれた機会だ。そう臨むように!

どうすれば速くなるか、パーツの置き方、次の工程の段取りを工業的に学べる。

僕が思うに小さい工場の方がいろんな事を自分で行うのでよりいいと思う。

 

 

それでも1、2年では覚えきれない。一日8時間じゃ何年かかるか。

僕は今計算すると月間350時間はやっていた。

最近のニュースでの過労死ラインをとっくに超えてる。

でも死なない。

多分、やりがいや夢、改革心とか強い気持ちをもってないとダメ。

 

 

これからは日本の縫製業は販売や卸をしていかなければ続けられないと思う。

無理だと思った人!

しかしながらこれがいい外部圧力でモノづくりのプロが販売までするシステムを創れば一番強い!

 

無論、販売のプロからそのシェアを奪うのは容易な事ではないが、

一番の核の部分である商品を作る能力があればもう土俵の上に立ってる。

必要な事は、

人があきれるくらいの強烈な努力となりたい自分を想像する事。

 

かなと、今の自分は思います。

※僕は偉そうに書きましたが書くことによって自分に注意と確認と戒めをしています。

怠けないように明日も人一倍の努力をします。

文・綿貫陽介

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