綿貫の頭の中。
一昔前の話。
座っていれば仕事が来て、年功序列で給料が上がって、定年まで働ける。
そんな時代はずいぶん前に崩壊し、環境に適応したものが生き残る。
いわばダーウィンの進化論とも言える生き残りのかけた戦い。
上場企業でも定年まで会社があるかどうかですよね。
僕はむしろありがたいです。
だって、落ちこぼれの烙印を押された僕が 年功序列や学歴だけではなく 「行動」で生き残る時代。
学校や会社では教えてくれなかった部分がとても重要なんですもの。
情報収集はもちろん、本での学び、時代の読み。
この廃業寸前の縫製工場をいかに生存させるか。
そのために何をして、何をしないのか。
しがらみが嫌いで社会では不適合者だった。
実際前に働いていたアパレルショップで妻と出会い、上司と部下であったんですが
僕は部下の方ね。
僕は異端児であったと妻も言う。
いわゆる何考えてるか分からないやつで決して出世しない。
決められた販売方法をしない。決められた接客をしない。モノを売らない。
でもなぜかお客さんがつくと言う謎の構図。
型を嫌い、群れず、自分が主人公だったらこうありたい。を進んだだけです。
タテ社会の組織の中じゃ大変生意気なやつですね。はい。
この縫製会社ではそんな綿貫の演劇ともいえるストーリーが連日繰り広げるられています。
社員も楽しんでもらう。エンターテイメントです。
よーし、これやってみようぜー!
失敗したー!
こんな方法はどうだー!
ってな感じが日常です。
不思議と怖くないんですよ。挑戦した数、失敗した数だけ、胸躍る醍醐味と言える楽しさがあるので。(これは僕だけかな。社員は心配しているかも。)
大赤字をして、ふりかけご飯でやり過ごす事や、思い通りにいって一喜一憂すること。
ほんと楽しい。(社員は怖いだろうなぁ)
でもね、ただやりたい事を自由奔放にやってもうまくいきません。
強烈な努力と時間をかける。
これです。
犠牲にするものもたくさんあるし、家族の協力が大いに必要。
家族との時間はできるだけ補う努力をして僕はそれでもやりきる。
トライする楽しさとエラーの改善が僕の人生に煌めきと使命をやりがいをくれる。
お客様の為、仲間の為、そう、誰かのために。
僕らが掲げたコンセプト
私たちが目指すところは
誰かの「活動を支えるために」
これに通じていくんですねー。
学校では教えてくれない事業での挑戦を是非間近で感じていただければと存じます。
日々新しいプロジェクトが始動しているwafuを是非のぞいてみてください。
毎週金曜日はランチ営業やってますー。
11:30~14:30
文/写真・綿貫陽介