リネンは透ける? 透けないリネン服、あるんです。-リネン屋wafu的リネン辞典

 

 

こんにちは。リネン屋wafuです。リネンの服・雑貨を職人技で仕立ててます。

 

 

リネンの服を着てみよう!と思うときに気になるのが、

リネンの生地でインナーが透けて見えてしまう、ということ。

リネンの服は好きだけど、透けが気になる…。

ちょっと避けがち…という方にお届けしましょう。

 

wafuのリネンは透けません。

巷のリネンとは一味違います。

 

透けないリネンで安心して心地よくリネンファッションを楽しんでほしいんです。

本当に透けないの?なぜ透けないの?詳しく見てみましょー。

 

 

注・生地の厚みや様子によっては、透け感もお楽しみいただけるような作品もあります。

用途に合わせてお選びいただきたいのですが、

今回は透けにくいリネンがあるよーという主張の記事なのでございます。

 

 

 

 

<目次>—————————————————————–

1. wafuのリネンは本当に透けないの?

2. なぜwafuのリネンは透けないの?

3. さすがに白リネン・糸が細いor目の粗い生地は透けちゃう

4. ペチコートで全て解決。

5. こんなコーディネートはいかが?

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1. wafuのリネンは本当に透けないの?

 

まずは実例を見たほうが手っ取り早い。お目にかけましょう、wafuのリネン服を。

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、透けません。

 

もっとアップの写真にして、詳しくお話しますね。

 

 

 

 

こちらは中くらいの厚さ(中厚)のベルギー産リネン。糸の太さもやや太め(糸40番手)。

wafu作品の中で最もよく使われている生地です。

密度濃く、しっかりと織られているので、透ける感じはほとんどありません。

 

※番手 とは糸の太さを表す指標で、8~125番手と糸の太さの種類があります。

数字の小さい方が糸の太さが太く、数字が大きくなると糸が細くなります。

(詳しく説明すると少し違うのですが、今回は割愛しますー。)

 

 

 

こちらは、リトアニア産のリネン。上記の生地と比べて、

すこし緩めに織られているのでやわらかく、軽やかに感じますが、

色がしっかりと染まっていますので、透け感はほとんどありません。

 

 

 

2. なぜwafuのリネンは透けないの?

 

と言って話が終わると短すぎるので、なぜwafuの中厚リネンは透けないのか、

他と違いがあるのか?というところをお話しましょう。

 

 

wafuのリネンは、巷のリネンとは一味違います。

 

 

最大の違いは、取り扱っている生地が量販店のものとは違う、ということなんですが、

どこが違うかといいますと、

 

リネンの糸がしっかりしている(中厚のものは40番手の糸で太め)

丁寧な織り工程で作られているので、生地がしっかりしていて厚みがある、

折り目は粗めなリネンなので、ラフな感じはありますが、

上記の理由で透けません。

 

 

 

 

ただ、全てに完璧!というわけではないので、

注意点もお話しますね。

 

 

 

3. さすがに白リネン・糸が細いor目の粗いものは透けちゃう

 

さすがに、白のリネンや糸が細い、あるいは目の粗い生地は、若干下の様子が分かってしまうような雰囲気があります。

中には、その粗さや透け感を楽しんでいただくために、そのように仕立ててある作品もありますし。

 

特に白のお色の中厚のリネン生地に関して言えば、

wafuのリネンは厚みがあるので、そこまで透け感は気にならないと思いますが、

あからさまではないですが、よく見てしまうと内部が分かってしまいますね。

 

 

 

 

 

 

また、布が下に着ているもの等に直接触れた状態ですと、布内側のものの影が多少見えてしまいます。

 

こんな風に。

 

 

 

 

写真右を見ると、すこーし穿いている様子が分かってしまうような部分もあります。

 

白のリネンを着てみたい、でもあからさまでなくとも、

ちょっと下の様子がわかるのは無理!という方もいらっしゃると思います。

 

そのときの解決策をご提案しますね。

 

 

 

4. ペチコートで全て解決。

 

ネット検索をしても出てきますが、透けが気になるリネン服の下に

ペチコートを着れば全て解決ですね。インナーを気にしないでいられますよー。

 

 

 

 

wafuでは、リネンペチコートを準備しておりますよ。

やわらか加工を施したリネンで、肌触りはバツグン。試していただきたいな~と思います。

 

こちらはペチパンツ。

 

 

 

 

素材は上記のペチワンピースと同じものです。

これ、部屋着としてもいいんですよ~。

 

これで、若干透けのある素材でも、気にせずに着ることができます。

 

またこちらは上見頃を見せるためのペチコート。スタンドカラーで上見頃にピンタックを施しております。

 

 

 

 

ペチコートのお色は、ベーシックなベージュがよろしいかと思いますが、

色の重なりを楽しむよう、ペチコートとアウターウェアの色をの組み合わせを工夫するのもありですね。

 

 

 

(他サイト様で実験されていますが、肌の色から遠い白は、

ペチコートとしては返って透けやすくなってしまいます。

wafuのペチコートは「下着!」という感じがないので、見えても問題ありませんが、

ペチコートを選ぶ際は、お気をつけくださいませ。)

 

 

 

5. こんなコーディネートはいかが?

 

上記のペチコートで、こんなコーディネートをしてみました。

 

スタンドカラー、ピンタックペチコートをワンピース下に重ねています。

 

 

 

 

 

 

合わせの部分を開いて、内側を見せてもサマになりますよ。

着心地もばっちり。

もしリネンのごわつきが気になる場合は、お洗濯をすれば馴染みますのでご安心を。

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか、透けないリネン。

今まで透けるリネンで過ごされてきたのなら、これを機会に透けない新しいリネン服体験、してみませんか?

 

 

 

 

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