wafuの活動ついて
僕たちは、
「リネンという謎の素材で、服作りをし続ける人達です。」
そう、服を仕立てています。
ただ普通と少し違うのは、
リネン(麻)という夏のイメージが強烈ゴリゴリにある素材を
一年中着られるように設計して仕立てています。
主に洋服。それに加えて寝具、雑貨などを作っています。
なぜこの素材に特化して服作りをし続けるのかを3つ上げます。
1, 機能性に脱帽。(抜群の吸湿性や耐久性、抗菌性、保温性、速乾性、防臭性、熱伝導性及びリラックス効果などの特性があります。)
2,エコロジカルであること。(環境に優しいってことね。)
3,量産がしにくい事。(生地の扱いが難しいから多品種で大量生産がしにくい。僕と同じ、はみ出し者的な共感。)
リネン(麻)と出会い、多くの天然の機能性に魅せられました。
そしてここは山梨にある小さな縫製工場。
知識や技術を日々アップデートし、60年以上時代を超えて続けてきました。
デザインをし、型紙を引いて一から「カタチ」にしていきます。
とても非効率でありますが職人一人で一着づつ縫い上げるスタイルで
最後まで責任をもって完成させております。
したがってwafuはリネン素材を軸にして様々なアクションが巻き起こります。
私たちがこれから目指すところは
誰かの「活動を支えること」( support somebody to do)
リネン素材から生み出される様々なプロダクトによって誰かの暮らし、行動、生き方の支えになりたい。
なぜリネンなのか。それは活動を支えられるのか。
それは私達が体感したものが本当にオススメできるからです。
いろんな服を着てきましたが、服の機能性を比べる事がなかったし、
暑いから薄くて涼しいものを着る、寒いからとにかく厚着するくらいしか考えてなかったのです。
冬は蒸れたり、夏はベタついたりが当たり前だと思って過ごしてきました。
ファッション性が高まると機能性が劣ったり、涼しい、暖かいなどの体温調節に優れているとデザインが露骨だったりと。
その間にジレンマを抱えていませんか。
素材そのものの特性で 涼しい、暖かいなどの調整機能や実用性もあり機能性のある唯一の天然繊維であるリネン。
そこにデザイン力をプラスして、リネン服をファッション「生き様や自己表現の手段」として考える事ができれば上記の事が解決すると考えました。
ファッション+機能性=wafuのリネン
それは暮らしの寄り添うものであり、カフェ店員、ピアノ教師、ゲームクリエイター、建築家 パン職人、小説家、フォトグラファーなどなど
身近で多くの方々の活動のお役に立てるものだと確信しております。
日々の活動パフォーマンスを引き上げ支えられる。活動を支える。そんな存在でありたいのであります。
文/写真・代表 綿貫陽介