組織の中でパッとしない人を変えることができるか。
経営者でありながら計算が苦手で何割、何%とすぐに数字がでないので
全くその計算脳を捨てて電卓をつかうんだけど計算方法が分からない綿貫です。
十数年この事業を続けさせていただき皆様に感謝しかありません。
従業員も年々増え合計17名となりました。
この人数になったことでハッキリ分かったことは能力差がかなりあるということ。
同じ時間作業しても え、まだこの段階かい! ってなる。
僕のものさしで見ているかもしれないが全然期待値に達しないってことがあります。
どこの会社でも起こりうることと思うのでこの縫製現場から書きたい。
なぜこのような差が生まれるのか。
僕が感じるに、たった2つ攻略できればいい。(仮)
1,目標がない。
この作業を昨日より早く終わらせるためになにをすればいいか考え、目標をたてれる人じゃないと伸びないです。
夢とか段階的な目標、例えば「半年後はワンピース一着縫えるようになる!」とか「一年後にはジャケット縫えるようにする!」とか
中長期的に期限を決めて出来る人だったら僕は応援したくなりますし成長スピードが速いです。
2,試しにやってみない。
目標があれば行動するよね。
人より劣っていると感じたなら、どうすれば綺麗に早く作業ができるか研究して試しにいくつかやってみるに限る。
失敗の先に独自の持論ができて糧になるものだし、トライしてない人が就業年数が長くても企業の成長にもならない。
何をやればいいか分からないという時点でアウト。自分が出来ることはいくらでもあるしその基礎は教えてるんだから応用編を自分の頭で考えて仕事の幅を増やしていく。
要領をつかむのが下手というのもこのせいだ。
引き出しが空っぽだからベースがない、「これやってみました!」っていうチャレンジ精神や頭の中で自分の経験と重ねてシュミレーション
できていれば要領なんてもんはついてくる。
圧倒的な経験不足。
経験しようとしない、言われてからやるという人は、断言して言うが仕事は遅い。
これは習慣もあるし、今まで生きてきた過程では のほほんとしてきたのかなと察してしまう。
日本では選ばなければ仕事は沢山ある。働けばお金がもらえ、その労働に対し執着心もない人も多い。
こいういう人を雇用した場合、仕事の過程で楽しみを見いだせればいいが そうでないと かなりイタイ。
同じ時間を過ごしても全く進歩が違うのはそのせい。
普遍的な法則
これね、法則があります。
2・6・2の法則のように全体の2割は「パッとしない人」に。
ちなみに残り2割は「出来る人」で6割は「普通」
これはどこでもそうなる。
たとえゴリゴリに優秀なシリコンバレーあたりのIQ高い系エンジニア達が組織を作ったとしてもだ!
じゃあ仕方ないんじゃない。ってことになるんだけど、
その2割の「パッとしない人」に対し、常に近くでみてて時々言ってあげるってことが大事かもしれないです。
まだうちは目の届く範囲でみんなの息を確認できるので
この事業を通して上記の対応でどうなっていくか実験してみようと思います。
トライアンドエラーでやるしかない。
経験談がある方は是非意見送聞かせてくださいー!
文/写真・綿貫陽介