ファッションにスパイスを!ほんとにスパイスしちゃいました。

 

 

仕事をすれば、腹が減る。

腹が減っては仕事はできぬ。

 

 

 

 

というわけで、wafuで食事処を作ろうという話に。

外部向けというわけではなく、

まずはwafu内でお腹と気持ちを満たせる場所をつくってみようと。

 

 

…新しい世界への扉が開いちゃいました。

 

 

 

 

 

 

さて、何を食べようか?となったときに、

綿貫社長が好きなおそばかカレーに絞り込まれました。

 

 

そしてそこはやっぱり、オーソドックスなカレーだろう、と。

 

 

そんな流れになって、私思い出すことがありました。

 

 

 

 

あ、そういえば、

私昔カレー屋でバイトしてたっけ。

 

 

 

 

私の知人がカレー屋を立ち上げたいということで、

そのお手伝いをしていたのでした。

全く0からのスタートで、

レシピも知人の栄養系の資格を持っている方に作ってもらって。

 

 

私はただ指示されたとおりにカレーを作っていただけなのですが、

飲食店での仕事の経験が、

まさか服屋と関わってくるなんて

夢にも思ってなかったわけです。

 

 

それが服屋さんの一角で、

また、玉ねぎを一生懸命あめ色になるまで炒めてるなんて。

そんな話になって試作を作っているときに、

人生は本当に訳がわからないと笑ってしまいました。

 

 

しかし試作を作りながら不安になりました。本当にこれで大丈夫か?

やってみよう!と思ったときはわくわくしましたが、

そのバイト経験もそれほど長かったわけでもなく、

さらに言えばそのバイトからもう何年も経っているのです。

 

 

1回めに試作したときは、出来上がりの色がおいしそうに見えず、

さらにできたての味が想像と違っておいしくない!

すっごく落ち込みました。

ああ、カレー屋でバイトしてたなんて言わなきゃよかった!

 

 

 

 

その落ち込みをしばらく引きずり、

翌日カレーの片付けをしようとしたとき、

1日寝かせたカレーをもう一度食べて、驚きました。

あれ?おいしくなってる。

 

 

当時のレシピは何度か改良が加えられたことを忘れ、

ちょっと水気が多かったのですが、前日よりマシになっていました。

まだ人に振る舞えるものではないにしても、

”最悪”ではなくなって、ちょっとほっとしました。

 

 

 

 

さてそれで試作2回めに挑戦しました。

1回目買い出し時になかったスパイスも買い足し、

改良した部分を思い出していくつか変更をしてみて、

前回よりおいしそうに仕上がったのはよかったです。

 

 

 

 

 

 

いざ試食!

 

…うーん…まずくはないけどなにか足りないような気がする。あっさりしすぎ。

多分脂分のコクが足りない、のかな。

先輩wafuスタッフにも試食してもらいまして、

みんなで何が足りないか話し合いました。

 

 

そんな時間もまた楽しく、

wafuをつくるもののうちのひとつだなあと思ったり。

 

 

 

 

まだ研究は続くようです。

今後どうなっていくのか、お楽しみに。

 

 

 

 

文と写真・笠原里紗

ホームページ

インスタグラム

Share