ジャンプする前に、しゃがむこと。成長のために大いに凹もう。

 

 

はああああああ〜。

 

wafuよみものスタッフは、今週迷走期に突入してしまいました。

 

 

 

 

wafuに務めはじめ、もうそろそろ2ヶ月。

仕事のサイクルにも少しずつ慣れ、社内で起こっていることも少しずつ分かるようになってきました。

よみもののサイクルや方向性も考えたり、ネタを集めたり、

1ヶ月前はいっぱいいっぱいでやっていたことに、ほんの少しだけ余裕が生まれてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこそだと思うのですが、

改めて自分は、ファッションとその周辺に関することを、何もわかっていない、と痛感しました。

一番致命的なのは写真です。雑誌のようなイメージのものが撮れない、ということで、悶々とし続けました。

wafuスタッフからも、「迷走中だね」と言われました。

 

 

その様を温かく見守ってもらえるのは、私にとってはとてもありがたいことです。

今はまだ新しい環境で「私はこれでいい!」という軸がない私は、

迷走期を責められると、失速し最終的に止まってしまうと思います。

きっと誰にも迷走期はあるはず。絶対立ち止まったりしないから、責めずに見守ってほしい、というのが私の本音です。

そして、wafuの環境は、そんな私にとても合っているようです。

とことん迷い、悩ませてくれる。

 

 

 

綿貫社長は、先の見えてない私にこう言いました。

「しゃがむときは、めいいっぱいしゃがんで。その方がジャンプが高くなる」

 

 

今抱えている悶々とした気持ち。

自分の中に新しい情報が溜まりだして、でもそれらがまだうまく噛み合っていない感覚。

キッチンにあらゆる食材やキッチン用品を揃えてもらったのに、肝心の料理ができない、何をしていいかわからないような。

わからないけれど、何かをしていかなければならない中で、どうしていいかわからない自分に凹んで。

(正直昔起きたことで体に痛みがあることが影響している部分がありますが、そのあたりはまた別の機会にお話します。)

 

 

そういうとき、次にすることは結構単純明快だったりするのですが、

それが思いつかないのも、そういった時期の特徴なのでしょう。

 

 

だったら、とりあえずしゃがんでみよう。

凹んで凹んで、凹んでみよう。

あーあ、うまくいかなーい!!!笑

 

 

 

 

 

前の随筆でもそうでしたが、

週の真ん中を過ぎたあたりで、いい意味で「どうとでもなれ」と思え、

それが自分にゆとりを生み出し、

またこの状況を楽しもうと思えるようになりました。

 

 

ああかな?こうかな?と、

wafuにあるものを感じ、考え、イメージして、

何かを作ろうとしているのが、

下手くそながらも楽しい、と思えました。

 

 

 

 

 

 

 

「自分の中に、その方向性のファッションの写真のベースとなるイメージすらない」

ということに気がつき、

「まずは、見本となるいろんなメディアを見て、ベースとなるそのイメージを自分に構築していこう」

「しばらく真似して、それを自分なりに噛み砕いて消化して、wafuらしく自分らしいことをしていけたらいいな」

と思えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだそんな基本的なことも分かっていない私です!

こういう仕事をするのだから、そのぐらい知っていないとというお声も聞こえてきそうですが、

いやいや本当にそのとおりだと思いますが、

そんなことも知らない人間が、丸裸でひとつひとつ積み上げていく様をお伝えするのもおもしろいのではないか、と私は思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな折、インターネットでココ・シャネルの言葉を見かけました。

「ファッションはジョーク」

再度探しても見つからないので、見間違えだったら悲しいですが、

ジョークとは揶揄の言葉ではなく、「思い詰めて考えることではない」という意味で、

「感覚を解き放ち、楽しむもの」という意味として私は捉えまして、

それはきっと私が、そして誰もがしたいことのひとつなんだろうなと思いました。

そして、その「ファッション」に携われることを、過度に思い詰めずに、もっと楽しみたいと思いました。

 

 

うーん、週末に映画「ココ・アヴァン・シャネル」でも見ようかな。

オドレイ・トトゥ好きだしなあ。

 

 

 

 

 

 

木曜日の夕方、綿貫社長としたブレインストーミングが楽しすぎて、

そこで発見したことがおもしろすぎて、

その感覚を大事に、よみものも展開できたらいいなと思えました。

また一日一日、一歩一歩、踏みしめていきます。

 

 

 

 

文と写真・笠原里紗

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