え? はじまるの?
wafuはこれから、今までの循環を見直し、
すてきなところはそのままに、
かつてよかったところを再発見し、
滞っている部分には風穴を開け、
進んでいく予定です。
その試みの一環として、
外へ出てみようという企画が持ち上がっていました。
wafuの服が外の景色とどう調和するか見てみたい、
また、wafuが所在している山梨県のよさを自分たちの視点から再発見したい、
そんな想いから、ロケに行ってみようかという話になりました。
今日思いがけずそれを試してみる時間ができたので、
スタッフ3名で甲府の街を舞台に冒険をしてみました。
出演は、職人の河野さんにお願いしました。
甲府駅周辺をぶらぶら歩いただけでしたが、
景色と服の親和性に、シャッターを押す手が止まりませんでした。
それと同時に、自分自身でもまだまだ写真の精度が低いことが分かって、本当に悔しい。
でも、自分がすてきと思うことに正直に、諦めず食らいついていきたい。
それにしても、楽しかったです。
今後どうなっていくのかはまだわかりませんが、
wafuはもちろん、その周りにある環境も本当にすてきであることを、
関わる機会のある方とともに再確認していきたい。
そういった想いが、かたちになっていくことを楽しみに取り組んでいきたいと思います。
ますますやりたいことが広がっていきますが、
最初の気持ちを忘れず、大切にしたい部分をブレさせずに、
wafuとできるだけ多くの物事をかけ合わせていけたらと思っています。
その広がりを、可能にする服だと思っています。
そしてありがたいことに、私の突拍子もないアイディアを
受け止めて実行してみる体制のあるwafu社内がすごいと思います。
私がこのように仕事ができるのも、他のスタッフがその人自身の役割をしっかり担ってくださっているからです。
そのことについての最大の感謝をエネルギーに、
wafuの魅力を最大限にお伝えしていきたいと、改めて思った今日でした。
文と写真・笠原里紗