打ち合わせに臨み、安堵感と思い出に浸った日。
先週末、出張で東京新宿に行きました。
百貨店さんとお話させていただき催事で一週間販売させていただくことになったんです。
百貨店さんのルールがあって、このコラムもメールマガジンも名前を記載する際は
一度文章チェックや承認をいただかなくてはならないのでここではあえて百貨店とだけ呼ばせていただきます。
他にもいろいろなルールがあります。
下げ札や品質表示、生地の検査証明、アイロン等を持ち込む時の提出物。
これらをクリアしてスタートラインにつきます。
いや緊張しましたよ。ファッションフロアをみましたらお値段もwafuよりします、します!
僕たちは直販だから中間マージンが無い分、価格を抑えれますが、ぐるーっとフロアを見て回ると
あれ、僕たちの作品安すぎない?って錯覚します。
いいのか、この売り場でやって百貨店の価値が下がったりしないか? と ドキドキします。
初めての百貨店販売に向けて粗相のないようにしたいと思います。
電車の中では寝るか本読むか、考えるかのどれか。
挑戦だな。勇気だな。 深く考えるな。多くを求めるな。って感じで臨みました。
担当してくださった方々やバイヤーの女性もかっこよかったな。
キャリアウーマンという感じ。
流石だな新宿。
みんなテキパキしてる。
最後に・・ 先代は昔、ハナエ・モリを専門に仕立てていた多くの工場の中の一つ。
百貨店に並べられて誇れた時代もあったと言います。
また時代、世代が変わり自社ブランドwafuとしてこの地に戻ってきました。
それは縫製が基準に満たしていたことはもちろん。wafuのコンセプトが基準をクリアしたからだと思います。
僕らは素人ではありません。小さな会社でも関係ありません、胸を張って「作り手」を名乗ろうと思います。
期間は来月8月末から9月上旬なので全て条件をクリアしバイヤーの方にメールチェックしていただいた後、
改めてメルマガで詳細連絡します。
文・綿貫陽介