ガイドブックから子供の未来まで
お客様から台湾のガイドブックを送っていただきました。
旅行に行かれたようです。
ガイドブックは見ながら旅行した気分になれるのと、送っていただいたお客様がこのページを開き、あれも食べたい、
ここも行きたいなどと想像したであろうとさらに僕が妄想します。
実は今、台湾の方と一緒に作業しています。
まだ縫製を本格的に始めて4ヶ月くらいです。
今日は16時まで。国際結婚で当スタジオから20分くらいのところに住んでいます。
小さい子供が2人います。
大変真面目で明るい。まさに台湾のイメージそのままです。
そんなこともあってこのガイドブックをいただいた時嬉しかったのです。
僕は思うことがありまして
子供には早い時期に不便さや苦労を感じてほしいのです。
現状、おかげ様でご飯を食べることができ、寝る場所もあります。
生活するに最低限の暮らしはできています。
僕は不便さや苦労が人間を強くなるのに必要だと思ってます。
不便さってのはこうしたいのに訳があってできないとか抑制されたことの意味が近いですかね。
例えばお金がないから出来ないことがある。というような。
知らない海外で生活し、特に途上国での現実を自ら感じてほしいと思っています。
今がどんなに恵まれているか。
今を尊い、海外でも立派にやっていけるそんな子供達に育てたいです。
一緒に作業している台湾生まれのスタッフの事を考えた時、
勉強もたくさんしてるし、本当に立派だと感心して そう強く感じた今日でした。
文・綿貫陽介