【業界関係者さまにむけて】

【業界関係者さまにむけて】
冒頭に若造がすみません。
と書こうとしたら気がつけば年齢もほどほどになっていた綿貫です。はやいね
先月から国内の縫製工場さんと連携してお仕事をさせてもらって、
気がついていた事ですが僕はホント縫製に厳しいんだなぁって思いました。
皆さんホント綿貫が「つべこべダメ出し」して失礼をしています。
ただご存知とおり、途上国のレベルは高く、
日本製がだからといって素晴らしいとは言えないのも事実でして
従来のような 時間内にこだわり、やたら数こなす縫製のあり方では
素晴らしいものはできにくいです。
僕らは未だロボットにも真似できない手作業でミシンを踏んでいますよね。
着数が多ければ工賃が下がるという謎のシステムも要らないです。
例えば
受け取る対価が少なければですね、
「このくらいでいいか。」になるじゃないすか。
もしくは、シンプルに腕がないか。
知り合いの同業者の話ですが
いつもいい仕事が来ない、来ないって、単価が安いって言ってたんですが
仕事内容をみせてもらったら、
こりゃプロとしては雑過ぎて仕事出す方も困るよ。って言ってしまいました。
その半年後、廃業してしまいましたが
残念ながら これはなるべくしてなることだと思うんです。
最高なのは、短時間で誰もが納得するものを作る。これはホント最高なんですが なかなか出来ない。
ならば、
時間をかけてもいいから納得のものをつくる。
その対価を受け取る。
それを納得していただけるお客様とだけお取引する。
それしかないです。
いいものつくろ。です。
長々失礼をいたしました。
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