誰にでも起こりうるこんな時の対処法。
何にでも三杯酢をかけて食べる綿貫です。油ものは特に。
最近はネット運営より縫製の現場にほぼ一日入っています。
OEMで頼まれた仕事があって、どうも間に合わないので現場に入ると、
作業している若手の動きから、わーここ無駄だわー、この工程はミシンでしっかり縫えていれば要らないな。
カットできて時間短縮できるな。 とかいろいろ言いたくなります。
製造業は時間イコールお金なので、意識づけが必要です。
こういう経験ありませんか、立場的に言わなきゃならないけど言ってなかなか進歩がない事。
何度も言いたくないけど言わなきゃならない。
僕は言い続けます。煙たがられてOK。
気にしない事にしてます。
これはもう我慢比べです。思いが通じてその人が改善するか、その人がふてくされて終わるか。
その人の性格にもよると思いますけどね。
僕の場合、社長はおかしい人だとか、変わってるよ とか言われる位でないと 社会の重圧に耐えれませんので
ドンドン言っていいのです。
自分がこうすればうまくいくとか、綺麗にできる、速く縫えるといった知識、経験はお金では買えません。
それを無償提供で教えるんですから、あんた 幸せもんだくらいの感覚。
会社で上司になった事がある人はこういう経験してると思うけど
あくまでも僕のは一例ですが上司なんだから言ってあたりまえ、あなたの覚悟をみせてあげなさい!
僕は縫製をする前は洋服のセレクトショップで働いていましたが上記のようなものを避けて人と融和する方でした。
今、代表者としてのものを言わなきゃいけない立場。全然気持ちが違います。
スタッフみんなの雇用を守らなきゃいけないから。
無駄をなくし、ブラック企業が多い縫製業を健全な形で少しでも利益を出して、
次世代の担い手が増えるように努力していきたい。僕が生涯をかけてやると決めた事なんです。
文/写真・綿貫陽介