私は遅いので…

『私は遅いので…』
どーも、わたぬきです。誰にでもある他人との比較…
ぼくはこの言葉を入社したての若手縫製士が言っていたのを聞いて
「スバラシイ!」と思いました。
たしかに縫製のスピードは遅い。
ただ、これを読んでいる多くの方は、「スバラシイ?なんで?」と思うはずです。
それ、学校教育上の常識人間になってませんか。
それじゃ、悲劇しか生まないぜ。と、わたぬきは言い切ります。
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人よりできないやつは、能力がない。
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この判断基準しかなく、
そこで思考停止してる人はエビのしっぽ以下です。
ワンマンパワハラ店長がいる飲食店のようにね。
大事なのは…『弱点を知っていること。』
もし、自分が、「自分の弱さ」を自覚しているならもう、優秀決定。
それを、人に言えるくらいなら、スゲー。
さらにそれを補うために、行動する人は神です。
本人は、私はそんな人間じゃ…と思っているとおもうけど。
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「自分の弱さを知っている。だから強い人に勝てるんですよ」
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自分に自信がある人は自分の弱い部分に注目しにくい。
そこには必ず隙が生まれます。
弱く、弱点が分かっている人は
どうやって弱点を補って勝てるかを考えます。
縫製士の彼女がとった行動は 早く来て、時間ギリギリまで縫う。という行動。
「遅い」と分かっているなら、手数を多くすること。
こんなの当たり前じゃん。と思われるかもしれない。
でも…当たり前のことが出来ない人がほとんどなんだよ。
だから、彼女は勝てる。弱いから勝てる人になる。
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ぼくは今でこそ、40名以上の社員がいる会社経営をしていますけど
弱点の宝石箱です。
エクセルできないし、計算が小3で止まっています、漢字が書けません。
学校の勉強がイヤで中学では5教科50点のやつです。
だから補って仲間に頼る組織をつくりました。
その歴史から、初めからバキバキに能力値が高い人、
えと、
いわゆる、すげー人より、
自分の弱さを知っている人、それを言える人と一緒に働きたいです。
なぜなら…
「弱さを知っている人は…人の痛みが分かる人が多いじゃん」
ぼくらはお客様に作品をとおして幸せになってもらうために事業してるからさ、
ぜったい後者の人に仲間になってもらいたいんだよね。
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リネンストール