肝心なところはいつだって人。
最近は料理家電に興味のある綿貫です。
ギャラリーのキッチンでトーストを焼いたのであります。
僕は料理ができません。
その為、最新家電の力をかりて美味しく作れたらと安易な考えが働いています。
今回はハイブリットトースター。
熱風と急速な高温で焼き、外はカリッと中はふんわりと水気を取り込むというもの。
3分ほどで焼き上がりまして食してみます。
確かに、確かに! 中はしっとり、外も焦げ目はしっかりついてます。
僕みたいなペーペー料理従事者はこういうもので何とかなるんだなと。
縫製も全く同じで、人それぞれ熟練スピードが結構異なり向き不向きがあります。
機械でできるところは使うことでその分をカバーしていきますが
縫う部分は未だに人の手で行い、ミシンを使います。
技術を覚えていく必要があるのです。
どの仕事にもいえるかもしれませんが
気配りができ、責任感が強い人が上達スピードが早い傾向があるように思います。
仕事を任せられる。そんな人ですかね。
時間がかかることですが何白、何千枚と洋服を縫って覚えるしかありません。
僕がしなければいけない事は、洋服を多くの人に手に取っていただく事。
数字を意識して、バランスを考えて、未来の事を模索する。
いっつもこんな事ばかり考えていると、風景もグラフに見えることがあります。
思わず笑っちゃいましたよ。自分に。
常に考えてる、将来の事。みんなの事。
文・綿貫陽介