「ポロシャツ」と聞いて、みなさんはどんな風景を思い浮かべますか。
日曜日のゴルフ場、あるいは、どこかおじさんっぽくて、ゴワゴワした鹿の子(カノコ)生地のカジュアルな塊……。
便利だしラクなのは分かっているけれど、大人の女性が街着として品よく着こなすには、ちょっと気合とコツがいる。
そんな、ちょっぴり距離を置いてしまいがちなアイテムでもありました。
その「ポロシャツ=おじさん」という固定観念を、wafu.の職人たちが最高に涼しい形で、鮮やかにひっくり返してくれました。
今回の「リネンポロシャツ」、まず袖を通して驚くのは、その圧倒的な「軽さ」です。
使われているのは、wafu.のラインナップで最も薄くて軽やかな「雅亜麻」。
あのポロシャツ特有のごわつきや重みはいっさいありません。
涼しい風をそのまま形にしてまとっているかのような、サラリと乾いた最高の清涼感です。
そして、このポロシャツがただのラフな部屋着に落ちぶれない最大の理由が、職人たちの執念が詰まった「襟(えり)」の仕立てにあります。
ポロシャツの命は襟です。
ここが洗濯を繰り返してクタッと潰れたり、ヨレヨレになったりした瞬間に、一気に生活感が溢れ出てしまう。
伸びないリネンで、いかに綺麗に襟を自立させるか。
職人たちが「着用したときに一番美しく見えるように」と何度も何度も試作を重ね、ようやく納得のいく端正な立ち姿を完成させました。
ボタンを少し開けても、襟元がだらしなく潰れず、キリッとした品の良さをキープしてくれるのは、この目に見えない手仕事の工夫があるからこそです。
さらに、背中の両サイドをのぞくと、縦にすっと入ったタックが仕込まれています。
これが優秀で、じっと立っているときはスマートな縦のラインを見せているのに、腕を動かした瞬間にだけ、必要な分だけ生地が広がって動きをサポートしてくれます。
ゴルフなどのスポーツシーンにも対応できるくらい、抜群の動きやすさを誇る機能的なデザインです。
サイズは2サイズ展開で、嬉しい男女兼用。
女性がロングスカートに合わせてマニッシュな外しとして着こなすのも最高に格好いいですし、男性が穿けば、言うまでもなく大人の渋みと端正さが引き立ちます。
色は、間違いなく引き締まる「黒」と、どこか高潔な深みを感じさせる「千歳緑(ちとせみどり)」。
ラクをしたい夏だからこそ、襟元にだけは小さなプライドを持っていたい。
おじさんっぽさとは無縁の、風が通り抜ける究極のポロシャツ。
この夏は、鏡の前でニヤリと微笑む朝をお迎えください。
※ご注文をお受けしてからお仕立てしておりますので3週間~5週間ほどお時間をいただきます。
何卒ご理解をお願い致します。