きっちりとした襟付きのシャツを着ると、シャキッとして気持ちがいい。
しかし、休日の朝や、ちょっと肩の力を抜きたい日に「上から下まで1本ずつボタンを留めていく作業」って、
案外、面倒くさかったりしませんか。私だけですか。
だからといって普通のTシャツを着てしまうと、
鏡に映った自分が途端に「部屋着の私」に見えてしまって落胆する。
真面目すぎるのも肩が凝るし、楽すぎるのもサボっているみたいで嫌だ。
そんな大人のわがままに、この「プルオーバーシャツ」がニヤリと応えます。
一見すると、どこからどう見ても端正な襟付きのシャツ。
なのにこれ、前が下まで開きません。
Tシャツみたいに「頭からすぽん」と被るだけの、
いわば究極の横着シャツです。
ボタンを何個も留める手間を省いてくれただけでも感謝したいのに、
着た瞬間のシルエットがこれまた心憎い。
胸元を拡大して見てみてください。
前立てのすぐ下、切り替え部分から、
職人が細かく寄せたギャザーがふわリと広がっています。
このギャザーのおかげで、胸から下の布地がふんわりと前に浮き上がり、
私たちが密かに隠しておきたい「お腹周りの現実」を、
知らん顔で優しく包み込んでくれるのです。
生地は、厚すぎず薄すぎない、絶妙な肉感の40番手リネン100%。
おろしたてはリネン特有のパリッとした綺麗なハリがあり、
洗って使い込むほどに、くったりと自分の体に馴染んできます。
白と濃色の糸が細かく交差した「ピンチェック柄」は、
遠目で見るとシックなグレーのワントーン。
柄物なのに派手さがなく、むしろ大人っぽさを醸し出してくれます。
さらに袖口にも小さなギャザーが仕込まれていて、
腕を通すとほんのりとした丸みが生まれます。
この「やりすぎない可愛げ」が、シャツ全体のカチッとした印象を上手にほぐしてくれるわけです。
いつものデニムやストレートパンツに裾をポンと出すだけでコーディネートは完了。
裾をインするかどうか悩む必要も、ベルトの位置を気にする必要もありません。
朝、何も考えずに被るだけで佇まいが完成する。
楽をしているのに、どこから見てもちゃんとお洒落。
このずぼらで賢い選択を、今年のクローゼットの秘密にしておきませんか。
※ご注文をお受けしてからお仕立てしておりますので3週間~5週間ほどお時間をいただきます。
何卒ご理解をお願い致します。