バイカラーは可愛い。
でも大人が着るなら、可愛いだけでは足りません。
この一枚は、その先まできちんと考えています。
まず、この春色のバイカラーがいい。
袖は灰桜、身頃は白花。
やわらかな色同士なのに、ぼやけず、きちんと印象に残ります。
しかも、目立ちすぎない。
色を使っているのに落ち着いて見えるのは、くすみを含んだニュアンスカラーだからこそです。
華やかすぎないのに、地味にもならない。
大人のカジュアルにちょうどいいところを、きれいに突いてきます。
ラグランスリーブというデザインも、この配色と相性抜群です。
肩の切り替えがやわらかく流れるので、見た目にどこか力が抜けているのに、だらしなくは見えない。
スポーティに転びすぎず、日常着として自然に馴染んでくれます。
カジュアルは好きだけれど、ラフすぎるのは困る。
そんな大人のわがままを、ちゃんと理解しているトップスといえます。
そして、見逃せないのが首元。
リネンは伸びない素材だから、一般的には首を広く開けるか、ファスナーやボタンに頼ることが多い。
しかしこの作品は、リネンでリブを作ることで、その“首空きすぎ問題”を解決しています。
つまり、すっきり見せたい。でも開きすぎは避けたい。
その気持ちに真正面から応えたつくりです。
地味な話に見えて、ここはかなり大事です。
これが”革命襟”といわれる所以です。
素材は40番手リネン100%。
春はもちろん、季節をまたいで長く付き合える生地です。
配色が新鮮でも、土台の素材がきちんとしているから、気まぐれな一枚で終わりません。
実はこのラグランスリーブの型は、単色でもすでに人気のある作品。
その安心感のあるかたちに、今回は新色のバイカラーをのせました。
だから、奇をてらった新作ではないのです。
着やすい型に、今だけの楽しさを足した一枚。
この順番が、とてもいい。
パンツでさらりと。
スカートで少しやわらかく。
難しいことを考えなくても、着るとちゃんと雰囲気が出る。
しかも、その雰囲気が気負っていない。
ここが、このトップスのいちばんの魅力かもしれません。
wafu.では珍しいバイカラー。
だからこそ、ただ珍しいで終わらせず、きちんと着やすく仕立てました。
春色を楽しみたい。
でも、甘すぎるのはちょっと違う。
そんな方にこそ、手に取っていただきたい一枚です。
※ご注文をお受けしてからお仕立てしておりますので3週間~5週間ほどお時間をいただきます。
何卒ご理解をお願い致します。