朝のアラームが鳴ったとき、
「あと5分……いや、あと10分だけ」と
布団を頭までかぶり直してしまう季節がやってきます。
もし、その布団を包んでいるのが
この25番手の中厚地リネンだったなら。
あらかじめ警告しておきます。
あなたは毎朝、
本気で「布団から這い出ること」が困難になります。
巷によくある薄手のリネンカバーとは、
手に取った瞬間の「重み」と「厚み」がまるで違います。
太い糸でしっかりと織り上げられた生地は、
羽毛布団の上から掛けてもペラペラと浮つくことがなく、
空気をたっぷり抱きしめながら、
しっとりと吸いつくように身体のラインへ沿って落ちてくれるのです。
正直なところ、使い始めの初日は
少しだけハリを感じるかもしれません。
しかし、リネンの真骨頂は「洗うたびに化ける」こと。
一度、二度と洗濯機をくぐらせるたびに、
太い繊維の角がほどけ、ふっくらとした柔らかさと、
とろけるような肌ざわりが 日ごとに増していきます。
一ヶ月も経つ頃には、肌に触れるたびにため息が出るような、
世界でいちばん甘やかしてくれる場所に育ちきっているはずです。
寒い季節には、なかに羽毛布団をすっぽり入れて。
ウールを凌ぐほどの熱伝導性で体温をすばやく蓄えつつ、
余分な湿気だけを逃がしてくれるから、
「あったかいのに、布団の中が一切ムレない」という
澄み切った温もりが朝まで続きます。
そして暑い季節には、なかの布団を抜いて、
このカバー単体を「贅沢なリネンの肌掛け」として使うのもおすすめ。
一年中、クローゼットにしまう暇がありません。
さらに、大人にとって何よりもありがたいのが、
防菌・防臭加工やマイナスイオン加工をプラスした、
その圧倒的な清潔感です。
年を重ねるごとに気になり始める、
あの「布団に潜り込んだ瞬間のこもったニオイ」を寄せ付けない。
深呼吸したくなるような空気に包まれて眠る安心感は、
忙しい毎日を駆け抜ける大人の心を、芯からほどいてくれます。
サイドには、出し入れがスムーズなロングファスナーを配置。
そして、カバーを裏返したときにだけ見える内側の布団留めには、
化繊のテープではなく、 贅沢にも「同じ25番手リネン(共生地)」で
仕立てた紐を結びつけました。
普段は誰の目にも触れない、布団のなかの小さな結び目。
指先でキュッと結ぶたびに、
「いい服屋の作った寝具だな」と満たされる。
そういう見えない場所にこそ宿る美意識を、
私たちはどうしても手放したくないのです。
中厚手のリネンだから、洗濯機でジャブジャブ洗ってもへこたれない。
洗えば洗うほど柔らかくなって、自分を甘やかしてくる。
「リネンこそが、寝具の最適解である」
そう言い放ちたくなる理由を、
明日の朝、重たいまぶたを擦りながら、
身体じゅうで実感してください。
※ご注文をお受けしてからお仕立てしておりますので3週間~5週間ほどお時間をいただきます。
何卒ご理解をお願い致します。