僕は少し強くなった。

正確には、さらに逆境が得意になった。

今月の頭に僕が相棒と呼ぶスタッフが仕事に帰ってきたんだ。

すごく嬉しい。それ意外何も言葉が思いつかない。

相棒は30代。死というものに向き合って帰ってきた。

背中合わせのように身近で感じる恐怖、想像に耐えないことだった。

相棒が入院してからというもの、僕はやり残したことを箇条書きでいくつか書いてみたがペンが止まらない、A4ノートが簡単に埋まるくらいある。

絶対生きて帰ってこいよ。

キミと一緒にやらなくてはいけないことが沢山ある。

そう思って過ごした約2ヶ月。

今一緒に仕事ができることが何より嬉しい。

この時の心境に比べれば、今から起こる逆境は大好物だ。大したことじゃない。そう思うようになった。

そして今週末は早速相棒と出張に出る。僕たちはリネン服の新しい道を開く準備をしている。

wafuのリネン服をもっと知っていただくために。さあ、やるぞ。

またこの様子もアップしていきます。

文/写真・綿貫陽介

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