リネンデニムの色止め、してみました。

 

 

 

リネンデニムパンツ、発売ですー!これ素材もデザインもすんごいいい!

リネン100%でインディゴ染め。生地の厚みも相まって、風合いがたまらんす。

発売を今か今かと待っていたのですが、、、実は、弱点があるのです。

それは、めちゃめちゃ色落ちすること!

 

 

綿貫シャチョーにこんな曇った表情をさせちゃうくらいの色落ち…。

この色落ちがまた味があっていいのですが、

中には気になるという方もいらっしゃいますよね。

そこで!リネンデニムの色止めをしてみました!

 

 

その色止めの様子をレポートしていきますが、

wafuではどのような色止め方法をしたのか手の内を明かすと共に、

ご自宅でも色止めをしたい!という方にやり方を知っていただけたらと思います。

不器用な私ですらできましたので、かんたんですよー!

 

 

 

1.酢での色止め 予備知識・準備編

2.酢での色止め 実践編

3.色止めの比較

4.色止めリネンデニムの販売について

 

 

 

 

1.酢での色止め 予備知識・準備編

 

今回のwafuの色止めは、洗濯前にリネンデニムを酢を加えた水に30分~1時間つけてその後普通に洗濯するという手法で、2度行いました。

色止めを1度行った場合と、1度も行わなかった場合とも比較してみます。

この記事では全工程をご紹介しますよー。

 

 

まず、準備するもの。以下の量はデニムリネン1本を色止めした際の量です。

<リネンデニム 酢漬け>

・水道から出るそのままの温度の冷水 10℃ほど を10リットル

・市販の酢500ミリリットル(水1L:酢50ml)

<洗濯>

・冷水17リットル(洗濯機で選べる水量の最小値)

・おしゃれ着用洗剤適量

 

 

ポイントは、水は冷たくたっぷりと、洗濯するときはおしゃれ着用洗剤がベター!です。

 

 

リネンデニムの色落ちの原因は、染色用インディゴ色素が繊維から離れてしまうことにあります。

温度の高い水で洗ったり、水量が少ない状態で生地同士の摩擦が多くなったりすると、

色は余計に落ちてしまうので、それを避けるようにしましょ~。

 

 

また、インディゴは油分の多い染料で色をつけていますので、

油分を落としてしまうアルカリ性が強い洗剤で洗ってしまうとさらに色落ちしています。

ですので、酸性である酢で色素の定着を手助けし、

中性であるおしゃれ着用洗剤で洗うと、色落ちの要素が少なくなるんですよー。

 

 

 

2.酢での色止め 実践編

 

それでは、いよいよ酢での色止めをしてみましょー。

この工程は一言で終わります「デニムリネンを酢を入れた冷水に40分漬ける」。以上っす。

その後、お好みですすいでいただき、通常通り個別洗濯します。

内容的にはこれで終わり!なのですが、そうすると私の仕事がなくなってしまうので、実際どんな様子だったのか写真を交えながらお話しますねー。

 

 

はい、酢を投入です。

 

 

実際に酢水につけたようすです。乾いたまま酢水の中へどぼーん!

また、裏返しにして洗うと表地への影響が少なくて済みます。

浮いているように見えますが、空気を抜けば大分水に沈みます。ただ、水の表面から出てしまう部分もありますので、重しを乗せたり定期的に位置を変えたりしてもいいと思います。

今回の色止めではそれを行いませんでしたが、特に問題ありませんでした。

 

 

水から上げてみました。

リネンデニムを入れる前よりも水の色が濃くなっています。

 

 

今回は酢漬けの後に一度水で洗いでみました。

上の写真はそのときの水の様子です。下の写真がただシンクに水を注いだ時の様子ですので、

それと比べて上の写真は若干青みがかっています。

水で洗いだ後もインディゴが若干指につきましたが、色止めをしなかったときの水の色や指への付着は、

真っ青!だったので、それと比べたらほとんど色が落ちていないと言えます!酢すごい!

 

 

そのまま洗濯機へぽーん。

1着ゆったり洗えるくらいの水量に適量のおしゃれ着用洗剤を入れて、

素材に負担をかけず、かつ酢のにおいを取る目的で、

洗い3分、すすぎ2回、脱水1分で洗濯をしました。

その後はにおいも全く気になりませんでしたよー。

 

 

 

 

3.色止めの比較

 

 

じゃーん。

さて、どちらが色止め無しで、どちらが色止めありでしょうか?

正解は…

はい、明らかですね、左側が色止めをしたリネンデニムでございます。色が濃く残っております。

 

 

とは言え、右側の色落ちしたリネンデニムの色にも味がありますよね~。

なので、お好みで色を落とすのももちろんありだと思います。

 

 

上記2でもお伝えしたとおり、酢漬けでの色止めは、乾いたまま酢水の中で40分漬け込みその後洗濯機で洗うという工程ですが、

一度その工程をすれば、大きな色落ちはなくなると言えます。

 

 

一度色止めをしたリネンデニムを、もう一度色止めしてからすすいだときの水の様子が下の写真です。

 

 

まだ多少水が青くなります。

 

 

こちらが水のみで撮影した場合ですので、青くなっているのがわかるかと思います。

 

 

色止め後は通常で洗濯しても大きな色落ちや色移りはありませんが、

やはり多少は色が落ちる可能性があることを念頭に置きながら、

衣類に負担の少ない洗い方をしたほうが良いと言えますね。

 

 

 

 

4.色止めリネンデニムの販売について

 

wafuでは、「色落ちに悩む…」という方向けに、スタジオ内で色止めしたリネンデニムを販売いたしますよー!

(作業料を加えさせていただいた価格での販売です。)

 

 

 

こんな感じで初めて色止めに挑戦してみました。

本当に色が落ちなくなっていたのに感動!

昔からインディゴの色止めには酢やそれに近い素材が使われてきたそうです。今回はそれに納得。

今後は色止め剤や塩を入れた場合などでも検証してみたいですねー。

 

 

ということでシャチョーはさっそく次に向けて今色止め剤を注文したようです。早っ!

みなさまにお好みでリネンデニムをお楽しみいただけるよう、余念のないwafuスタジオからでございました。

 

 

 

 

文・笠原里紗 写真・シャチョーと笠原

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