どーも、初見です!から始まるビジネスの話。

 

わたしく綿貫はSNSをしております。

最近いろんな方からSNS経由でご連絡をいただくことが増えてきて

先週、投稿をみてくださった蝶ネクタイBOWの丸山さん からお電話をいただき、ネクタイの生地不足で困っているとのこと。

すぐに地元の知り合いに電話をして何社かピックしてもらいました。

 

その翌週には2人で生地の産地に向かい、オーダー発注を行うといったとてもスピーディーな展開に至りました。

生地の機屋さん、丸山さん、そして僕らは皆 初見です。

とっくに こういう時代です。 しがらみ、肩書、会社規模、そんなもんは屁の突っ張りにもなりません。

 

その日、その時間に合流して、あっどうも 僕です。ってな感じ。

フットワークの軽さがいいんです。

頭を柔らかくして直感で決めちゃう。

機屋さんも臨機応変に対応してくれて3人のピースが合致した感じだった。

 

僕も新しい展開が閃いた。すべて国産の幻のシルクを復活させたグループと知り合えたので

まだ誰もやったことがない服をその生地で作ってみたい。国内最高峰の仕立てをしてみたいと思っている。

 

 

去年、岡谷蚕糸博物館にシルクのシャツ、ブラウスの製作依頼がありお仕立てさせていただいた。

現在展示がされているがずっと残るものはやりがいがある。

その時、いつかまた高級シルクを縫ってみたいと思っていて 今回、すごすぎるシルクと出会った。

 

やるでしょー。僕の性格はやるでしょー。

 

勢いから生まれるものを大事にする僕の性格にあっているし、それはすぐにやってみる。

そして失敗して学んで、トライ・アンド・エラーだと叫んで、

スタッフとあーじゃない、こーじゃないと言って改良していいものを作る。

年明け早々にリリースしたい。

 

山梨の農家で育てられた蚕を使い、国内で製糸、染色、織り、縫製をする。

オールジャパンのすごいやつ。

国からの登録番号を発行した由緒正しき日本の絹で 最高の服仕事がしてみたい。

 

 

 

文/写真・綿貫陽介

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