綿貫、騙される!の巻

 

もう、エンタメにしなければ

立ってもいられない状態の綿貫です。

 

いやー、騙されてしまいました。

 

※これから先はお読みいただいても

あまりいい気持ちにならないのを先にご承知おきください。

 

 

早速、結論から言ってしまうと

洋服の代金の回収ができないという状況。

はい、その額約100万円!!

 

 

以前、大阪の小売り店さんから委託販売の依頼があり、

服を提供したんですね。はい。

覚書もバッチリ用意してスムーズに事が運びました。

 

2拠点で展開しているようで

 

1つは大阪梅田という一等地、

2つ目は百貨店のテナントという信頼から

僕はすっかりしっかりした会社さんだと思いこんでしまっていたのです。

 

wafuの服は順調に売れていたようで

追加発注の連絡が数日おきにきました。

僕は、ありがとうございます。お送りいたしますっ

と送ってしまったんです。

 

さすが大阪梅田!と

 

 

しかしながらいつまでたっても入金がない。

 

あれ?

 

連絡をとりました。

 

内容としてざっくり言うと

どうやら僕らと取引する前からお金を払う事ができなかったぽい。

 

払いますよ。と言うだけで期限が延び、

分割にされ、でもまた払わない。の繰り返し。

 

 

 

とりあえず、服とハンガーを返していただけますか?と連絡をして やっと返って来たが 全然足りない。

服もハンガーも。

どうやら服もハンガーもまだ店頭で販売されていた。

 

こんなお取引先は関わりたくない。

 

がしかし、

未回収が100万円ほどある。僕らにとってはとても大きな数字です。

あてにしていた収入源、従業員を守らなくてはならない!

 

仕事を中断して9時間かけてそのお店に向かいました。

 

直接話をしてきたけど、もうこの女性社長は一筋縄じゃ攻略できない。

 

一見、人柄よくみえて、お店も綺麗にセレクトされているから

こんな事をするようには見えない。

 

僕はその雰囲気や言葉使い、態度に完全に騙されてしまっていた。

 

現在は民事裁判というかたちをとり

判決もでて請求していますが、ここに落とし穴があります。

 

現在、一ヶ月1万円の返済があります。

少しでも払っていたら意思があるということでOKらしい。

 

そんなことしてたら100ヶ月かかるわけですがその間に

その会社が倒産したら回収できないわけで

 

なんとも腑に落ちない結果に。

 

あの女性社長はそんな事もお見通しのようだ。

 

 

ならば銀行口座に入っているものを差し押さえて回収しないといけないんですが、

 

ピンポイントで銀行と支店を指定しなければならないという無理ゲーな状態。

 

「プライバシーの侵害」という事らしいけど、

 

そんなアホらしいプライバシーがどこに必要なんだ。司法!(口が悪くなってしまいました。)

 

弁護士さんが言うにはこういう案件が結構あって

 

弁護士費用や諸経費、時間を考えると泣き寝入りするケースが多いようです。

 

 

お金を回収出来ない事もそうですが

 

自分たちで一から作っている服だからこそ、

 

無下にされたような気持ちがどうしても我慢できず、

 

こっちの方が損しようがこのような手続きをふんでいます。

 

 

騙された事が経験として活かせる様に、

 

僕らは強くなりたい。なりたい! 力がほしい!

 

この100万円が10倍くらいの意味になってかえってくるように勉強して、勉強して。

 

 

哀しみを背負う事で体得したケンシロウの究極奥義、無想転生のように。

僕はこの習得に少しだけ近づいたのはないかと思うわけであります。

 

 

文/写真・綿貫陽介

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