wafu作品を語るには?よみものを書くのにwafuを知っていくこと。
あいかわらず悩んでおります、
wafuよみものスタッフ、笠原です。
wafuの作品をどう語ったら良いのか、
まだ見えてこないようです。
というのは、wafu作品が、ファッション界にとって新しすぎるから、
なのではないか?と私は思っています。
…なんて、アパレル初心者が何を言うか、って感じですが。
でも、wafuっぽい服、ってない気がします。
縫製は職人技。細部まで拘っていて隙がない。裏面まで芸術品。
デザインはシンプル。その中にワンポイント目を引く部分がある。
襟、袖、裾、奇をてらった形でなくとも、
その人の美しさを引き立てるよう計算されている。
素材に関しても、リネンがメイン、ということで。
リネン、と聞くと素朴で大草原の小さな家!みたいなイメージですが、
wafuの作品は、どことなく都会的なイメージもあります。
上質なリネンを仕入れているからだと思います。
アパレル初心者の私ですが、
wafuに勤めるようになって、インターネットでも店舗でも、
服やファッションに関する部分をよく見るようになりました。
とくにインターネットを見ている時間が長いので、いろんなサイトを見ています。
その中の多くの服屋さん(小売店)のウェブサイトで、
イメージ、雰囲気写真を売りにしてるのをよく見かけます。
写真をちょっとグレイッシュにする。モチーフは灰色の壁、木造りの家具など。
その全体の雰囲気で、服を購入される方もいらっしゃると思います。私もそうです。
でもその商品表示画面で、布や縫製部分のアップが出てくることは稀です。
さらに、それの制作現場が写真として登場することはほとんどありません。
でも、wafuにはそれができるなあと思います。
布や縫製部分をアップで撮っても全く支障はないですし、
制作現場をお見せすることもできます。
やはり、wafuはイメージや雰囲気だけでなく、その根底こそがしっかりしている、
その部分が魅力だなあと、考えながら思いました。
こうやって書きながら、wafuとは?をなんとかつかもうとしています。
がっちりつかめるものではないのかもしれないですが、
wafu社員としては一番日の浅い私、
こうやって少しずつwafuのことを知り、それをお伝えしていくのだと思います。
文と写真・笠原里紗