しくみを作って実行する怖さを乗り切るには。

僕は縫製を学び経営者として現在に至ります。

 

当初は親子3人だけの小さな町工場。

 

夢はというか漠然とした目標を何個がクリアしていく事で少しずつレベルアップをしてきました。

 

吹けば飛んで行ってしまう経済力ですし目標は高いがなかなか前に進みません。

 

平凡な事をしてたら自分だけはそれなりに生活できるかもですがでんでんおもしろくない。

僕はいつもリスクのある事をしてきました。

 

スタジオの建設、設備投資、もう年商をはるかに超えています。

失敗したらと考えるととても怖い。洋服の売れない時は寝られないし、ご飯も美味しくない。

でも続けるってこと、進むってことは、先を明るくするシステムが頭の中にあるので。

まだまだやれることは沢山あるし、wafuの服を知らない人も沢山いる。

時間とお金がかかるから企業としての体力がもつかどうかの戦いだけど。

全ての命を使ってもやり抜いてみせる。

職人を育てる事、価値を知ってもらう事。

 

昨日、何気にテレビを見ていると外国で15歳の女の子が学校に行くのをあきらめ、

機織りで生計を立てている映像が流れた。

 

その時の感情を振り返ると

 

夢を追う事ができる「環境」というだけでも幸せだと。

 

それならば僕は大きなリスクを背負って戦う事を選びます。

再度の設備投資と販売システムの構築。そして人材育成。

 

文・綿貫陽介

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